tenko

お葬いの火

Tenko 早餐屋的宜蘭日記

鐘と鈴の音、火を焚いて送り出しているのだろうか。
しばらく前から月光荘の数軒向こうで黄色い花輪が出ていた。

親戚や友人がほうぼうから、皆がゆっくり来て、

そして家族は長い時間をかけてさよならを言うんだな。

この国では、慌ただしく香典袋を用意したり、

急いで職場に電話したり、黒いネクタイを探さないでいいのかもしれない。

一か月も、長い場合は一年もかけるんだと、スヤーがこの前教えてくれた。

全く慌ただしくしないのは、
この世とあの世が遠いせいではなく、近いからではないかなと、、去年まきちゃんと一緒に聴いた葬列の物哀しいラッパの音色を思い出した。

葬いの火の向こうに、低くある大きな月が綺麗だ、、
いってらっしゃい、幸せな誰かよ。


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